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「いびきがひどいよ‥」と言われた。睡眠時無呼吸かも

  • コラム

睡眠時無呼吸症候群って?

・「いびきをかいているだけでなく、寝ている間に呼吸が止まっているということを指摘されたことがある…」
・「夜中に何度も目が覚める、寝苦しい…」
・「朝なんだかスッキリしない、重だるい…」
・「頭痛や頭が重たい…」
・「朝起きた時、のどがカラカラ…」
・「どんなに早く寝ても日中どうしようもなく眠い…」

このようなお悩みが、睡眠時無呼吸症候群の症状です

特に、肥満体の人、首が短くて太い人、顎が小さい人、扁桃が大きい人では睡眠時無呼吸症候群が起こりやすい事が知られているため、その可能性は高くなります。

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸となることでさまざまな合併症を招く病気です。

無呼吸とは睡眠中10秒以上、呼吸が止まることをいいます。1時間あたりの平均の無呼吸ともう少しで呼吸が止まりそうなほどの弱い呼吸である低呼吸の回数を「無呼吸・低呼吸指数」(AHI)というのですが、5未満が正常であるのに対して5以上である場合は異常と判断され、「睡眠呼吸障害」(SDB)と呼びます。この睡眠呼吸障害に、日中の眠気や倦怠感(だるさ)を伴う場合を睡眠時無呼吸症候群といいます。

睡眠時無呼吸症候群は大きく分けて2種類あります。

閉塞性の睡眠時無呼吸症候群(OSAS)呼吸は保たれているが上気道のどこかの閉塞によって鼻や口の気流が停止する場合

中枢性の睡眠時無呼吸症候群(CSAS)呼吸運動そのものが停止する場合

睡眠時無呼吸症候群の80~90%がはっきり診断されていないと言われています。

 

一般的な睡眠時無呼吸症候群の治療法

睡眠時無呼吸症候群の治療は前述した無呼吸・低呼吸指数(AHI)の値によって決められます。

AHIが20以上で日中の眠気などを認めるという場合では経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP・シーパップ)が標準治療となります。

CPAPとはマスクを介して持続的に空気を送ることで、狭くなっている気道を広げる治療法です。

AHIが20以上で無治療の人は健常人と比較して死亡率が上昇するとされているものの、CPAPを行えば、長期間の生存率は健常の人と差がほとんどなくなります。

他にも下あごを前方に移動させる口腔内装置(マウスピース)を使用して治療することもあります。

これと並行して、肥満の方では減量を行ったり、飲酒の習慣があるという人は睡眠前の禁酒の指導などを行います。

また、喉が狭くて気流を制限してしまっているという人においては手術を行い喉の粘膜を切って喉を広げることで空気が通りやすくします。