診察について

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慢性副鼻腔炎

蓄膿とは副鼻腔炎(慢性副鼻腔炎)と同じ意味です。人間の頭部には副鼻腔といういくつかの空気で満たされた空洞がありますが、蓄膿ではこれらに慢性的に細菌が感染し膿がたまった状態となります。

手術について

手術的治療(内視鏡下副鼻腔手)
マクロライド系抗生物質の少量長期投与の治療の有効性が乏しい場合や、高度の蓄膿に行います。手術の最大の目的は、鼻タケ=ポリープなどで閉鎖した副鼻腔の排泄路を清掃し、自浄作用を取り戻すことです。内視鏡を用いることで鼻の中の操作だけで以前より効果的な手術が行え、日帰りが可能になりました。院長開発のジェット式洗浄装置およびパワーパンチなる手術支援装置(永島医科器械株式会社製)を用いて、短時間(約30分)に痛みの少ない日帰り手術が可能となりました。このため経済的負担も軽減され、片方で約5万円(3割負担)程度です。また高度の症例や、鼻中隔弯曲症などを伴う場合は、全身麻酔の一泊二日または二泊三日で行います。


鼓室形成術

聴こえの伝達路を再建し、聴こえ具合を改善する手術です。単純性慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、鼓室硬化症、癒着性中耳炎、中耳奇形、昔の手術で聞こえない方、顔面神経麻痺、難治性めまいが、対象となる疾患です。

手術について

局所麻酔で約2時間程度で終了します。精神的緊張を取るために、点滴で精神 安定剤を使用します。ほとんど痛みなく、ボーとした状態となります。麻酔の関係でめまい がすることがまれにありますが、翌日には消失します。手術方法 局所麻酔で約2時間程度で終了します。精神的緊張を取るために、点滴で精神 安定剤を使用します。ほとんど痛みなく、ボーとした状態となります。麻酔の関係でめまい がすることがまれにありますが、翌日には消失します。


鼓膜形成術

鼓膜に穴が開いてしまっている方に鼓膜を閉じる手術です。通常ですと約一週間の入院が必要ですが、当院では、軟骨膜付き軟骨を用いることで、30分程度の日帰り手術が可能となりました。

手術について

軟骨膜付き軟骨を用いた鼓膜形成術
軟骨膜付き軟骨を用いることで飛躍的に穿孔の閉鎖率が改善されました(平成14年日本耳鼻咽喉科学会総会にて発表)。大きな穿孔や辺縁性の穿孔でも問題ありません。耳介から軟骨膜付き軟骨を採取し、鼓膜の穴に合うように形を整えます。鼓膜の穴の周辺を切除して新鮮化します。鼓膜の中にゼラチンスポンジ(次第に吸収されて消失する材料)を挿入し、移植材料のベッドとします。軟骨膜付き軟骨をベッド上に置き、鼓膜の穴を閉鎖します。鼓膜形成術では通常 フィブリン糊(ヒト血液製剤)という接着剤を使用しますが、軟骨膜付き軟骨法では使用しません。