細田耳鼻科 EAR CLINIC

外傷性鼓膜穿孔

外傷性鼓膜穿孔

病態

耳掃除中に子供やペットなどがぶつかってきて直達的に鼓膜を破く、あるいは、平手で殴られた時、ガス爆、スキューバーダイビング、飛行機が降下している時など、過大な気圧変動による外傷で鼓膜が破れることがあります。 外力が高度の場合、耳小骨を通して障害が内耳にも及ぶことがあります。アブミ骨が脱臼すると、内耳の中のリンパ液が漏れ出す外リンパ瘻とうい状態になります。

症状

受傷時には、激しい耳痛と出血があります。鼓膜の穿孔だけでは、音の伝わりが傷害される伝音性難聴が生じますが、内耳にも影響が出ている場合もあります。特に、外リンパ瘻が起こった場合は、内耳性難聴、耳鳴り、激しいめまいが持続します。

治療

鼓膜の穿孔は、感染がなければ90%が1ヶ月以内で自然に閉鎖します。3ヶ月以上経過して閉鎖傾向がない場合は、鼓膜形成術を行います。 内耳にも障害がある場合は、ステロイドの投与が必要です。外リンパ瘻が起こった場合には、入院して安静を保ちます。場合により緊急手術が必要です。

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