単純鼓膜穿孔

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単純鼓膜穿孔

原因について

幼児期の中耳炎などで鼓膜に穴があいて、自然態鎖しなかった状態です。鼓膜穿孔以外に耳小骨や中耳に障害がない場合を単純性鼓膜穿孔といいます。鼓膜にテスト的に紙を貼るパッチテストという検査があり、パッチすることで聴こえが良くなれば、耳小骨や中耳の問題はなく単純性の鼓膜穿孔と考えられます。

症状について

伝音性難聴だけが主な症状ですが、まれに風邪を引いたときなどに耳漏が出ることがあります。

治療法について

単純性鼓膜穿孔であれば、鼓膜形成術という日帰り約30分~1時間程度で終了する手術で治療可能です。
当院の鼓膜形成術は、細田が開発した軟骨膜付き軟骨を用いる方法です。これは、軟骨が血流の悪いところでも壊死しにくいという特徴を利用したものです。これにより、短時間で非常に安定した鼓膜が再建できるようになりました。鼓膜形成術では一般的に血液製剤であるフィブリン糊が用いられますが、軟骨膜付き軟骨を用いることでフィブリン糊の必要がなくなりました。