メニエール病

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メニエール病

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原因について

内耳の中には、内リンパと外リンパの2つのリンパ液があります。このうち内リンパ液が増えすぎる内リンパ水腫という状態がメニエール病の病態と考えられています。内リンパ水腫の原因として、内リンパの吸収障害説、過剰産生説、内耳の循環障害説、ウイルス感染説などがあり、確定されていません。最近、耳石がはがれてリンパ液の吸収経路を塞いでいる像がCTで観察されています。

症状について

発作性に起こる回転性めまい(ぐるぐる目が回る感覚を伴うめまい)、感音難聴、耳鳴りなどを繰り返します。しかし、メニエール病では、脳の障害で起こる意識消失などは起こり得ず、生命予後に全く無関係です。

治療法について

内リンパ水腫は動物実験や死体解剖などで証明されていますが、患者さん自身の内リンパ水腫を確定することはできません。従ってメニエール病の確定診断は、現在の医学でも曖昧な点があります。メニエールと思われる中に脳の障害や腫瘍があることがり、症状だけで簡単に診断するのではなく、MRIや脳波検査などで重大な脳の病気がないことを診断する必要もあります。重大なものがなければ、発作期や寛解期にあわせた薬物療法、さらに、精神的、肉体的ストレスが誘因となるので、規則正しい睡眠や適度の運動など生活上の注意が重要です。
当院では、めまい平衡医学会認定医である大谷真喜子医師による診療を行っています。